今回は、楽天ラクマでの出品キャンセルについて、想定されるケース、注意点、そして具体的な手順をご紹介します。
目次
取引キャンセルが想定される場合
下記のような場合は、出品をキャンセルする必要があります。
- 商品に不具合や破損が見つかった
- 他のプラットフォームで先に売れてしまった
- 商品の在庫が底をついた
取引キャンセルの注意点
出品をキャンセルするにはリスクもあります。下記の点に注意して慎重に行ってください。
- 取引成立前のキャンセル
- 商品ページのコメントで購入希望者にキャンセルの旨を伝えましょう。
- その後、商品を削除または非公開にすることで対応できます。
- 取引成立後のキャンセル
- 原則として禁止されています。
- やむを得ない場合は、必ず購入者の同意を得る必要があります。
- 評価への影響
- 頻繁なキャンセルは信頼度の低下につながる可能性があります。
- コミュニケーションの重要性
- キャンセルの理由を丁寧に説明し、購入者の理解を得ることが大切です。
取引キャンセルの手順
STEP
取引メッセージで購入者にキャンセルの理由を説明
- キャンセル成立後は取引メッセージが使えなくなるため、キャンセル申請前に説明を行うことが重要です。
- 失礼のない、丁寧な言葉遣いを心がけてください。
- キャンセルの理由を具体的かつ明確に説明しましょう。
- 購入者に迷惑をかけることへの謝罪を忘れずにしましょう。
- 可能であれば、今後の対応や代替案を提案しましょう。
- 購入者からの質問には誠実に答えるようにしましょう。
- 24時間以内に返答がない場合、自動的にキャンセルされることを購入者に伝え、対応を促しましょう。
STEP
購入者の同意を得る
購入者から同意を得られたことを確認しましょう。
STEP
「取引をキャンセルする」を選択

商品ページの「取引をキャンセルする」を選択し、キャンセルを選択します。
STEP
チェック項目に回答する
該当

各項目を確認し回答します。
チェックが終わったら「取引キャンセルに進む」を選択します。
STEP
キャンセル理由を選択し、詳細を入力

該当するキャンセル理由を選びます。
詳細は概要欄に入力します。
「取引をキャンセルする」を選択し完了
STEP
キャンセルを確定します

「申請する」を押すとキャンセルが確定します
購入者がキャンセルを承諾すれば、返金処理が行われます。
返金が完了すると完了メッセージが届きます。
キャンセル後の評価
キャンセルの場合、購入者と出品者の双方が互いを評価することなく取引が終了します。キャンセル履歴が残らないため、その後の取引が不利になることはありません。
例外的なケースとして、同一購入者による複数商品購入で一部をキャンセルし、一部を発送した場合、発送した商品については通常通り評価が行われる可能性があります。このような場合は、キャンセルに関連して悪い評価がつく可能性があります。
評価には影響がない場合でも、出品者都合のキャンセルは購入者の迷惑になってしまいます。出品前に確認し、キャンセルをしなくて済むように十分注意してください。